私のかんそうき

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「わたしに会うまでの1600キロ」の感想

「わたしに会うまでの1600キロ」(2014)の感想

いろいろなショックで人生に絶望し、ドラッグに溺れたりSEX中毒になったりボロボロになった末に、もう一度人生をやり直すために過酷なトレッキングを行う女性の物語。
清原さん逮捕ということで鑑賞・・・というわけではなく逮捕の前に見ていたのだが、清原さんもこの映画を見ると何かしら思うところはあるんじゃないかと思った。

映画としては回想シーンが多くそっちのほうに興味が行き、旅そのものの辛さや楽しさ、自然の大きさみたいなものをを伝える部分が若干足りないようにも感じられた。
あとは旅の途中に出て来る男性がみんな襲ってきそうに描くのはちょっとなあ。そういうスリル要素はいらないんじゃないかな。

こうした過酷な旅をし、過去に向き合って乗り越える行為自体は称賛したいのだが、ドラマとしてはストレートすぎるのか、ちょっとありきたりな感じも受けた。自分はこの主人公に意外と感情移入出来なかったから、あまり感動しなかったのかもしれない。何で感情移入出来なかったかはよくわかりません。
ということで良い映画ではあるのだが、自分の評価は中くらいかなあ。